『光を選ぶとき』/ 歌詞

『光を選ぶとき』/ アラーライ

作詞 / 作曲:三浦 晃菜

 

目を開けば 柔らかな光

目の前にはあなたがいる

ただそれだけで

こんなにも涙溢れていく

 

当たり前に見知らぬ人で行き交う

見慣れていた交差点も

何かが違って見えた

音のない世界

 

感傷に浸るだけでは 動けない毎日

何度も向き合う自分と

誰もが不安や迷いとわずかな希望を探して

ゆっくりと今歩き出す

 

「また明日」と笑い合える

それが今日はとても特別で

本当は小さく震えてた心の奥に

ずっと伝え続けてくれた ひとつの言葉

 

時を重ね

先が気になって早送りする 二人のこれから

あなたの目からは何が映って見えた?

 

過去を寄せ集め

それだけで幸せになれるなら

きっと未来なんていらない

忘れたい出来事より ここから飛び出す自分を

受け止めてくれるあなたの元へ

 

目を開けば 柔らかな光

目の前にはあなたがいる

何気なく触れる髪 この感触も

生きている事への印に変わる

静かな夜空が降り注ぐ

 

出会った頃のあの時

あの日の空も

今日みたいだったって

いつかそう思い出すんだ

当たり前じゃない今の全てを忘れない

 

例え心が壊れても

あなたの名前を呼び続けるよ

そっと重なり合った心の奥で

小さな呼吸が鮮やかに染まる

 

「また明日」と笑い合える

それが今日はとても特別で

いつもそばに居てくれてありがとう

ずっと伝え続けてくれた ひとつの言葉

『New Life Coordinate』/ 歌詞

『New Life Coordinate』/ アラーライ

作詞 / 作曲:三浦 晃菜

 

新しい朝の光

柔らかな風と共に

今日からのリズムが動き出す

春がこれから舞い降りる

リセットされる心

この場所から始まるステージ

 

ジリリリと鳴り出す目覚ましの音

まぶしい太陽よ 今日からよろしくね yeah

ギリギリになりやすい朝の支度にだって 

お洒落もしよう そう適度にね

 

気持ちを新たに引き締めて今日から進んでいこう

これから始まる楽しみを胸に

 

それぞれが歩き出す

イロドリの夢を乗せて

新しい暮らしを生きていく

時には不安になったり

どうしょもなく落ち込んだり

それもまた明日へ繋がってる

 

イライラ溜まっていくそんな時には

歌って叫んだり スカッとしよう yeah

とびきりのスマイルが戻ったようなら

今度はそう あと一息!

 

たまの休日なんかには

どこか遠く旅にでも行こう

日々の積み重なる疲れを癒して

 

触れ合うたびに変わる

言葉だけで埋めていた

塞ぎ込んでた昨日にさようなら

流れる空を見て

時の速さを感じる

気づけば新しい自分に変わっていく

 

そうね、この新生活も悪くない

 

それぞれが歩き出す

イロドリの夢を乗せて

新しい暮らしを生きていく

時には不安になったり

どうしょもなく落ち込んだり

それもまた明日へ繋がってる

 

通り過ぎてく昨日までの道

歩き続けるこの先には

まだ誰も知らない可能性を秘めた未来

だから踏み出す

自分らしさをコーディネートして

『それは クライマックス』/ 歌詞

『それは クライマックス』 / アラーライ

作詞 / 作曲:三浦 晃菜

 

目の前を過ぎる幸せに

見ないふりをして

掴みかけた永遠を手放した

言葉だけじゃ 片付けられない

ダメだと思うたび惹かれていく

 

迷走 SPIRAL  3.2.1..  Re START

 

けど、ふたりは出会ってしまった

まだ陽が射す 静かな昼下がり

何遍も絡まり続ける 声とからだ

部屋中 響き渡っていく  

 

触れられるたびに変わってく

踏み込めなかった境界線をまたぐこの意味も

押し寄せる 不安だけが何をしてても離れなくて 

心が傾き始める

 

刹那 SPIRAL  3.2.1..  Re START

 

いま、ふたりは気付いてしまった

互いの中 見える違う未来に

何遍も広がり続ける 最期の瞬間

その時まで 嘘はつかないで

 

一瞬だけ止まった時の流れ

もうじき漆黒の空がやって来る

 

だけど、ふたりは出会ってしまった

あれは陽が射す 静かな昼下がり

何遍も絡まり続ける 声とからだ

部屋中 響き渡っていく

 

まるで終わりの見えない旅の中

それは クライマックスが訪れたかのよう

『それらのエトセトラ』セルフライナーノーツ

先日久しぶりに配信したEP『それらのエトセトラ』

色んな方が聴いてくださっているようでとても嬉しいです^^

どうもありがとうございます✨

せっかくなので、それぞれの曲のセルフライナーノーツ的なものを

書いておこうと思います。

『私と重機の関係』

ずっと一緒に暮らしていた祖父に思いを馳せて書いた曲です。

祖父は生前、建設業をしていたのもあって代々木第二体育館横浜アリーナなど

日本のあらゆる場所を周っては地図に残るお仕事をしていた人でした。

その影響もあってか私は昔から重機がすごく好きで。

また歌詞にあるように本当に祖父が大きな1枚の地図を残してくれて。

祖父が他界した後にその地図に書かれていた場所たちが

自分の思い出やこれからの行く先と色々リンクしていることを知って

すごく感動したものです。

なんだか本当に自分の未来をナビゲートしてくれているような

そんな希望をすごく感じました。

ちなみに祖父も音楽好きで、晩年は趣味でずっと横笛を作っていて。

この横笛、かなり吹くのが難しくてなかなか音が出せない楽器なんですが

どうしてもこの曲に忍ばせたくて、実はCメロの後の間奏で少し吹いていたりします。

 

『優しい時間』

昔聴いていた曲がふと流れてきた瞬間、誰かのことを思い出す時ってありますよね。

音楽はまさしくそうだし、香りとか、その時によく似た天候、季節とか

そういうものって忘れていた自分の色んな感覚を一気にフラッシュバックさせる。

この曲はまさにそんな自分の心境とその当時の思い出を綴った曲です。

昔すごく好きだった人がいて。

もう随分昔のことだから記憶もぼんやりなんだけど

でも当時その人と一緒に聴いていた曲を聴くと

眠っていた色んな思い出が蘇ってくるようで。

だけど今はもう何もかもが違うのだけど。

それでもこんな風に、思い出しては優しい気持ちになれる時間があるって

すごく幸せなことだなって。そんなことを、ふと思ったのでした。

 

『all around』

この曲は昨年の10月に書いた曲で。

コロナ禍の中で自分が音楽で出来ることって何だろう、、

どんなに小さなことだったとしても自分にも何かが出来るかもしれないって

必死に考えてはそれでも悩んで、もがいて、だけど何かを届けたくて、、

そんな風に過ごしているときに出来た曲でした。

昨年はあまりに色々と悲しいニュースが続いて

私も大好きなミュージシャンが亡くなってしまって本当に心が潰れそうなくらい苦しかった。

この歌詞はその人に向けて書いた曲ではなかったけど

歌詞が完成した数日後にそのミュージシャンが亡くなったニュースを知ることになって。

だからどうしても彼女たちに向けて歌っているような気持ちが自分の中でも自然と芽生えて

その人のことを思わずにはいられなかったです。

うまく言えないけれど、、ただただ悲しみを癒す気持ちと祈るような気持ちで

この曲をレコーディングしたのを今でも覚えています。

歌詞には書いていないんだけど1番のサビの最後に「lady?」と歌っていて。

これは急遽歌を録る直前に入れたもので。その彼女に向けて問いかけているんです。

本当のことはその人にしか分からないけれど、、でもやっぱり音楽は最高に楽しいもので、

どんなに途中、突然の雨や嵐がやって来ても、すべては捉え方次第だって

きっとあなたも知っていたよねって、、

そうやってきっと色んなことを乗り越えてきたんだよねって、、そんなことを伝えたくて。

今もやっぱり悲しみはそんな簡単には癒ないけれど

だけどやっぱり私は音楽が好きだから。まだまだ繋いでいきたい。

そしてこれからも歌いたい曲や書きたい曲も、紡ぎたい言葉も

まだまだ本当に沢山あるから。だからそれをこの人生の中でどれだけ残していけるか

待ってくれている人たちの元に届けていけるか、そこに向き合いながら

今ある思いを大切にし続けていきたいってそう思っています。

 

『Brand New Vision

 私はここ数年の中で、今も含めて色んな大きな転機を何度か迎えている気がして。

それこそ言葉で表現するのは難しいけれど、なんだかこれまでとは違うような

どこかワクワクするような、そういう新しい世界が自分のすぐそばにあるような気がして。

それは転機が運んでくれたものでもあるのかもだけど、でも本当は自分が気付いてないだけで

いつだって見える視点を変えるきっかけは自分の中にもちゃんとあるんだなって

そんなことを気付いたときに書いた曲になります。

何か特別なことがなくても、ちょっとラッキーって思える出来事が1つあるだけで

心が弾んだり、誰かに優しくしたいって思うときがある。

そういう些細なことほど見逃さずにいたいし、そういうことの中にこそ

もしかしたら大切なことやその本質が詰まっているのかなって。

そういうものが私は曲を書くときの原動力になっているので

この曲は自分の中でも1つの転機となってくれたそんな曲な気がしています。

 

『ファンファーレ』

もう令和になってしばらく経つけれど、平成最後に作った曲がこの曲でした。

普段曲を作るとき、私はCASIOのキーボードを愛用していて(通称カシオくん)

せっかく時代の節目となるときに作る曲ならば

自分の中でも成長の爪痕を少しでも残したいとかって思って

カシオくん1台で作ってみた思い出深い曲でもあります。

実は『Brand New Vision』と『love letter』もそうなんですが

この曲は特にカシオくんにしか出せない音色をこれでもかってほどに集めた

自分の中でも1つの集大成みたいな作品になりました。

日々色んな出会いや別れがある中で、なぜだか離れても忘れても繋がる人がいて。

ほんと摩訶不思議すぎて驚くことにも慣れるほど、それだけ縁のある人っているんだなって

そういう人になかなか出会えるのもそうあることじゃないことに気付いて。

そう思ったらこの出会えたことも、もしかしたら奇跡みたいなことなのかもしれないって

だからそう思わせてくれるその人にありがとうって

これからもこの世界であなたもどうか音を鳴らしていてねってそう伝えたくて曲にしました。

 

『love letter』

この曲は昨年、そして令和になって最初に書いた曲。

私は元々音楽を独学で始めて今に至るので、理論など途中で勉強することもあったけれど

なかなかそれを生かしての曲作りというのが苦手で。

むしろ例え理論上はおかしくても、自分の思ったまま感じたまま自由に

頭にフーッと流れてきたメロディに楽器でコードを付けて

それを曲にしていくという方法が自分には一番合っている気がして。

何よりその工程がすごく楽しくて。

でもときに、その方法で作るが故、歌のメロディがすごく難しくなってしまったり

歌詞も楽器の音数も多すぎて耳が疲れてしまうトラップにハマることもあるのだけど。

この曲はそういうものもすべて一度自分の中で取っ払って

初心に返るような気持ちで作りました。

出てきたメロディと言葉をそのまま自然に合わせることを忠実に作った曲でもあります。

大切な人になかなか面と向かって言えない思いこそ

手紙や文章に私は託すときがあります。

それを曲として残せるのなら、やっぱりこんな歌を届けたいなぁって

そう思いながら、色んなこれからの奇跡を信じながら書き綴った密かなラブレターです。

『優しい時間』 / 歌詞

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『優しい時間』 / アラーライ

作詞 / 作曲:三浦 晃菜

 

ずっと記憶のなか眠っていた

君との時間 不意にあの曲が流れ

この季節のせいか思い出す

 

春のほころびを告げるように

君と出会い 理由など要らないほど

すぐに惹かれ合っていった

 

跳ねるようなリズム

まばたきするたび心が動いてゆく

少しづつ距離も深まる頃に

 

あれは確かそうだ

原宿駅のホームで

2人 逆の帰り道

その小さな寂しさを

紛らわすように君は何度も

列車の扉閉まる向こうでも

私を笑わせてくれたね

そんな優しさ 今も覚えてる

 

喜び 愛を慈しみ

触れ合うなかで

どんな日々も示せずにいたけど

今また 口には出さない

深い心に その優しさに

打ちひしがれたんだ

 

あの日 君が未来を見つめていたように

今なら私も描ける気がする

 

晴れ渡る空の眺め

吹き抜ける春の風に

いつか君と口ずさんでた

色んな歌が流れる

 

終電乗り継いで向かった

待ち合わせたいつもの場所

君の部屋 ライブシーン 笑い合った時間

どれも好きだった

 

時が過ぎていくほどに

懐かしい思いに変わる

君の大切な場所に今日も

優しい時間が流れますように

そう願ってる

『all around』/ 歌詞

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『all around』/ アラーライ

作詞 / 作曲:三浦 晃菜

 

今はまだ見えぬ光

でも愛すべき今を

君とともに歩き出す

move on! move on! move on!

 

ずっとそこにあった いつもの景色が

なくなった生活に まだ窮屈で慣れないな

 

ときに心休めて 新しい風の中

空を仰ぎ 月夜に願う

 

夢を見せて 悲しい夜も

塗り替えるくらい 君に愛よ届け

 

今はまだ見えぬ未来

目の前の今を 大切に思えるのなら

move on! move on! move on!

 

きっと捉え方次第 降り出した雨も

やがて虹に変わることを知っているの

 

don’t stop music! 離れてても繋がれる

時代の流れ 映すように 再生 share songs!

 

古き良き音が伝える喜び

心を癒し 明日を願う

 

流れる空 誰かを思い

今を歩き出す君に愛よ届け

 

誰にも分からぬ未来

目の前の今を 大切に思えるのなら

move on! move on! move on!

 

きっと捉え方次第 降り出した雨も

それはsurprise! やがてshining! 虹がかかっていく

 

少しずつ見える光

愛すべき今を抱きしめながら

君と歩き続けていこう

 

『love letter』/ 歌詞

www.youtube.com

 

『love letter』/ アラーライ

作詞 / 作曲:三浦 晃菜

 

長い長い道のりだったな

ずっと思い描いてた

あなたと同じ時間過ごす日々

 

伝えたい言葉が溢れ出して

あなたの目を見たら

思わず涙が止まらなくて

 

どんな日々も答えも正しくて

ときに分からなくもなるけど

それでもあなたが好きで 愛おしくて

だから いま 届けたいの

 

手と手が触れ合った瞬間

心までやさしい色に染まって

見えなかった世界に ほら花が咲く

やっぱりあなただったんだ

届く想い いま 未来が変わる

重なる時に 二人そっとキスをした

 

いつの日か

あなたをお父さんにしてあげたいな

それは またひとつの奇跡でもあって

 

あなたの奥深く眠る

新たな光や才能

それをもっと見つけてほしくて

 

世界中の人が笑顔になる

魔法のような 言葉 メロディ

あたたかく寄り添うその心を

一緒に守っていきたいの

 

これから先も

あなたは様々な景色を目にして

沢山の人の思いに触れ

更なる時を生きていくのでしょう

そんなあなたに そっと光を灯し続けられる

そんな人でありたい

そう願いながら 長い夜を越えてきたの

 

こんなこと 思ってもなかったよね

きっと 人生は思うよりも早く過ぎていくのだろう

あなたがくれた 初めて見るこの世界

ここから二人 どんな夢を描こうか

 

あなたと笑顔になれること

それが何よりも嬉しくて

 

手と手が触れ合った瞬間

心までやさしい色に染まって

見えなかった世界に ほら花が咲く

やっぱりあなただったんだ

繋がる想い いま 未来が変わる

重なる時に 二人そっとキスをした

いまをずっと抱き締めて